プロセスの時に見える風景 / 奈良さん / メゾチント

昨日は銅版画クラスでメゾチントという技法の目立てを行いました。初メゾチント。。!他の方々がやっているのを横目でいつも見ていて、やってみたいなあと思っていたのです。ちなみにメゾチントとは、銅板全体に傷をつけて写真の様に真っ黒の画面を作り(この工程が目立て&写真はインクを載せて刷った後のもの)、その上に描きたい絵を描いていきます。絵を描く際に目立ての時にできた傷がつぶされるのでその部分は白くなります。

まずは目立ての作業なのですが慣れない道具を使って長時間行っていた為、腕が超筋肉痛。。(泣)でも家帰って刷ったものを並べてみて変化があることにムフフ、となっていました。

私は作品の出来上がっていくプロセスを通っている時が一番好きかもしれません。また、他の作家さんの作品の裏側にあるプロセスを知るのが好きです。こんなに時間が掛かっていたのか、こんな出来事が起きたからこの様な表現方法に至ったのか、という事が知れると自分の感性が刺激を受けて更に違う視点を持つ事ができる。とかいう事を考えていたら奈良美智さんが以下の様な事をツイートしてました。

奈良さんの著書でちいさな星通信という、自身の生い立ちからドイツへの留学、様々な国での活動が綴ってある本があり、今でもたまに見返しています。日々や制作への葛藤がストレートに綴られていて、悔しい事があった時や行き詰った時、この本を枕元に置いて寝ていた若き日々があります。。(遠い目)奈良さんの作品から出ているあの深みとは、色んなプロセスを通った上で出てくる深みなんだろうなあと今更ながら納得しています。

何より、素材とコミュニケーションしながら少しずつ理解していく、ということを肌身で感じた時に嬉しさを感じるかもしれません。自分の事や日常を忘れ素材の事だけを考えている時に、なんだかすごく幸せを感じます。でも私は理解するのがすごく遅い方だと思います、残念ながら(笑)

そのプロセス自体が作品になることだってあるんですよね。すっとばさず、じっくりと身体に馴染ませていこうと思います。自戒を込めて。

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