DO YOU NEED A REST FROM LOVE?

10月は触れた事のなかったものに触れてみようという目標をかすかに掲げて生活していた。思っていたほどの数を咀嚼する事は出来なかったけど、いくつか心に残ったものがあった。

その中で、最近ずーっと流しっぱなしになっていたのが柴田聡子さんの「愛の休日」。

アルバム全体とても良いのですが、その中でも「あなたはあなた」という曲が特に印象に残りました。

私は音楽性の事とか、あまり語れませんが色んな情景を想起させるような歌が大好きで、この曲もそのひとつでした。ひととおり聞くと今度は歌詞を自分で書き起こしたくなるという衝動(笑)小さい頃、無意味に何故か流行っている曲の歌詞をノートに書いていた様な記憶がおぼろげにあります。その当時はレンタルビデオ店に短冊CDとかが売っていて、何故かその店にはその時にヒットしている曲の歌詞をコピーしている紙が置いてあって誰でも持って行って良い様になっていた。それを私も持ち帰って読んでは書きとめていた様な気がします。良い時代だなあ。


やたらと昔からハイヒール履きたがって

年下だからと口紅とってこさせて

別れたときを覚えていないのにあのことだけ

痛みもなくあざやかな春



ぼくのいらないものを欲しい人はいませんか

ぼくの欲しいものをいらない人はいませんか

あなたの休日はたまに贅沢をして

遠い外国にもひとりで行くって


おみやげなんにも買ってこないで

いい匂いだけで帰ってくる

おかあさんも知らないような香り

わたしはわたし

あなたはあなた



前もどこかで話した様な気がするけど、含みがある言葉が通じるというのは凄いことだと思う。もちろん100%伝わっているという事はありえないのかもしれないけど、何かしらのイメージを引っ張り出してこれる言葉が持つ力は強い。

物事を簡潔に隅から隅まで意味を理解したい、という時もあるけれど、こうしたイメージを内抱している言葉に出会えるととても豊かな気分になれる。

後、柴田さんてなんかかわいいんですよねえ。このCDジャケットは黒髪ですけど、今は金髪みたいです。なんだかご本人にも歌詞にも曲にもとても野性味があるような感じを私は勝手に受け取っています。自分がやるべき事をたんたんとやっている感じ、というか。

詩がない世の中はとても貧しい、といった類の言葉を聞いた事があるけれどほんとうにそうだなあ。全て意味を理解しなければならない世界になってしまったら頭がおかしくなるかもしれない。

発見できた新しい音楽、数珠つなぎの様にまた良い作品に出会えそうな気がします。

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