その仕事は誰にでも出来る仕事

とある方に今までやったことのあるお仕事をお話する機会がありました。その中のひとつに「そんな仕事は誰にでも出来ます」、と、ぴしゃりと言われた事がありました。

仕事内容が単調で特別なスキルは必要ないし、慣れてしまえば簡単に出来てしまうものなのでその様に周りからは捉えられやすいのかもしれません。確かにそのやるべき事をこなす事ができれば、それは誰にでも出来る仕事、なのかもしれない。

でも、誰にでも出来る仕事の中で、自分の想像を活かし行動に移す、という事が出来た時に初めてそれはその人にしか出来ない仕事になりうるのではないだろうか。

例えば、コピーをとって上司のデスクの上に置く。そのプリントをデスクのどの位置に置くか?どの様な形で置いておくか?もしくはメモを添えて置いておくか?そこにはコピーをとるあなたの上司への理解や配慮が行動を左右する事になる。つまり、相手への想像を働かせるというクリエイティブな作業になる。

もしくはただいるだけで安心される人や、誰も気づかないような所をコツコツとメンテナンスしている人もそれに当てはまると思う。

それらはあえて日々の中では言及されない事が多いけど、その行動を見ている人は必ずいると思うし、何より、その仕事を退職した時に〇〇会社の人、ではなくて〇〇会社の〇〇さん、という風に一緒に時間を共にした人達の記憶に刻まれるのではないかと思う。

つまり自分で考えて行動する、もっというと自分を発露するという事なのかもしれない。

。。なんていう事を考えていました。天気が良い日が続き、外にでるとうっかり口あけて(マスクの下で。。)ぼけーっとしてしながらもあれこれと考えてしまうのでした。

私自身、その「誰にでも出来るであろう仕事」の中で自分を発露出来ていた仕事もあればそうでないものもあったと思います。そんな時は大抵マニュアルに気をとられていたり、その仕事環境に馴染めなくて想像を働かすどころかコミュニケーションもうまく取れなかった。。なんていう苦い思い出もあります。まあでも今思えば合わない環境に居ただけとも言えるし、その経験があったからこそどの様な環境下だと自分は創造性を働かせる事が出来るのか?という逆説も立てられるのだと思います。

そもそも、誰にでも出来る仕事、なんてあるんだろうか?どんなにシンプルな仕事内容だから誰でも出来そうと思われようと、「私、複雑に込み入った仕事が好きだから無理ーっ」っていう人もいるだろうし。

最後の最後に「そもそも」になってしまいましたね。今このブログを書いているパソコンや、机の周りにある文房具、今日食べた食材、私たちの周りは誰かの仕事で溢れている。それらに日々支えられて生きている。誰かが出来ない事は他の誰かが補ってお互いを支えながら生きているのだと思うと、なんだか身が締まる思いがするのです。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中