リアリティがある話

備忘録として 1月15日~19日:雉始雊 15日小正月

この辺りから雄雉がケーン、ケーンと雌雉に求愛のしるし(ラブコール!)として鳴き始めるのだとか。春へ向かうサインのうちの一つらしいです。

正直なところ、これを聞いた時全くピンとこなかった。私、雉を見た事がない。。?!

今の私が都会の真ん中で感じるリアリティは、いつもより澄み渡っている冬空に星がくっきりと見える事かもしれない。強いて鳥と言えば、最近自宅の前に張っている電線に見慣れない鳥がいる。窓越しに近づこうとすると気配を察してばさばさーっとすぐに去ってしまうので、未だに未確認のままなのだけど、多分つぐみ?ではないかと思っている。

小正月は民間やお百姓さんのお正月といったイメージがある様です。

一年で最初の満月の日に行われており、旧暦で見ると今年は2月26日に当たるようです。この小正月はその一年の豊作をお願いする行事が多く、その一年にどれ位の食物が頂けるかは本当に死活問題。。と。でもそれは現代も同じなのに、農業とは切り離されて生活している人が多いのも手伝って、これらの行事は盛んではないのか。。という事にも納得がいきました。

少し話は脱線してしまうのですが、リアリティや経験を持って物事を理解する、という事は身体への響き方が半端ないというか。。そんな事を思いました。雉の話にしても小正月にしても確固とした実感を持つ事は正直難しかった。でも、知らないからこそ想像する、という事は何に置いても必要な事なのだと思う。判らないけれど相手の立場に立って考えてみる、その後、その相手と同じ経験を自分も重ねた時に、真の意味で相手を思いやれる事ができるのかなあとも。だからどんだけ痛い目見ても、経験できるってラッキーなのかも?

丁度このご時世は対面のコミュニケーションが少なくなってオンラインでのやり取りが多く、それこそやり取りをしている相手を想像するのが難しいケースもあるかもしれない。けれど、文字や写真や動画の取り方、そんなひとつひとつの細かい所に全集中してみればぱらぱらと、自然に分解されてその人がどんな方なのか、自ずと分かってくるのではないだろうか。少なくともそれが今、この現実=リアリティなので、思う存分この体感を味わいつくして、自由に外で交流できる日が来たらもっともっと色鮮やかに、解像度が高い外の世界や人との関わりも体感する事が出来るのではないかと思うのです、というか、そう信じてる!

【参考文献】
・くらしのこよみ 七十二の季節と旬をたのしむ歳時記 / うつくしいくらしかた研究所 / 平凡社
・浮世絵で見る年中行事 / 中村祐子・大久保純一 / 山川出版社
・こころもからだも整うしきたり十二カ月 / 井戸理恵子 / かんき出版
・暦のある暮らし 旧暦で今を楽しむ / 松村賢治 / 大和書房
・歳時習俗事典 / 宮本常一 / 八坂書房
・七十二候のゆうるり歳時記手帖 / 森乃おと・ささきみえこ / 雷鳥社
・福を招く食と暮らしの七十二候 / 石倉 ヒロユキ / 幻冬舎エデュケーション
・くらしを楽しむ七十二候 / 広田千悦子 / アース・スターブックス
・鳥の雑学事典 / 山階鳥類研究所【著】
・日本の野鳥420 / ♪鳥くん(永井真人)・永井凱巳 / 主婦の友社



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